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鹿児島建設新聞
2018/05/11

【鹿児島】鹿児島市八幡小学校建替え/基本構想を策定へ

 鹿児島市は、八幡小学校校舎建て替えに向け、基本構想と事業手法検討調査業務委託を事後審査型制限付き一般競争入札で実施する。参加申込書の提出期限は18日まで。入札は30日午後2時から行う。
 主な参加資格は、@施設整備(新築または改築に限る)および運営に関する官民連携手法の民間活力導入可能性調査について、国または地方公共団体から2008年4月以降に元請けとして受注し、今年3月までに履行した実績A17・18年度同市建設工事等競争入札参加資格者名簿に登載−など。履行期限は12月17日まで。
 所在地は、下荒田3丁目(敷地面積1万8467u)。既存校舎は、最も古い普通教室棟(RC造3階建約2000u、1951年度建設)など4棟および付属施設で構成。
 同業務では、学校運営を行いながら既存施設を解体、撤去し、同一敷地での新校舎建設に向けた基本構想を作成。具体的には、設計条件の整理や施設規模・配置の検討、施工計画等を踏まえた完成までのローリングの検証、概算工事費の算定−など。併せて、官民連携による事業手法の検討を行う。
 なお、建て替え後の敷地の有効利用や建設・維持管理に関する費用対効果の観点等から、建て替えて新たに整備する校舎と既存のままとする校舎に選別するための検討を行うが、屋内運動場は建て替えないものとする。
 現在の同校の児童数は730人。最古の建物で築66年が経過し老朽化が進んでいることから、建て替えにより今後の安心安全な学校運営を目指す。

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