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鹿児島建設新聞
2018/05/14

【鹿児島】垂水市新庁舎基本・実施設計/6月にも公募プロポ

 垂水市は、新庁舎建設の基本・実施設計を一括発注する方針を固めた。早ければ6月にも公募型プロポーザルで設計業者を選定する。また、各部署の係長を中心に推進委員会を設置し今後、外部の検討委員会と併せて建設に向けて審議を重ねていく。
 基本計画は、2月のパブリックコメントを経て3月26日に決定した。候補地は垂水フェリーの駐車場跡地(錦江町1-2)の約1万6112u。庁舎用地として1万uを活用し、残りは将来の公共施設予定地とする。1万uの内訳は庁舎を2000u(3階建6000uで想定)、付属棟700u、駐車場・駐輪場をↁu、緑地・広場等に2300uを充て、この条件で基本設計を作成する。
 このほか、海からの景観や桜島の眺望を配慮し、海岸に隣接するための対策や浸水対策を踏まえ、庁舎の1階フロアレベルを設定。また、現況からの地盤レベルの嵩上げを検討する。
 庁舎のコンセプトは、親しみやすい防災拠点を備え、効率・経済的で周辺環境との調和を図る。建物の構成は低層階に窓口サービスを集約する。
 現庁舎は本館、新館、別館から構成。敷地面積は3548u、総延べ床面積は4023u。最も古い本館は1958年に衞藤中山設計の創業者衞藤右三郎氏の設計によるもので、当時としては各自治体に先駆けてRC造で建てられた。
 なお、基本計画の決定に伴い14日から各地区の公民館や市民館で住民説明会を開く。

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