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建設経済新聞社
2018/05/14

【滋賀】働き方改革型モデル工事 土交、琵環が発注へ

 滋賀県土木交通部は、30年度総合評価方式モデル工事で新規に「働き方改革型モデル工事」を発注する。また、29年度までの「週休2日チャレンジ型工事」をモデル工事から移行し、原則全工事対象に拡大運用する。琵琶湖環境部も同様に実施する。
 新規の「働き方改革型モデル工事」では、特別簡易型U型において、週休2日制への取組みを評価項目とするモデル工事を発注する。総合評価で完全週休2日の実施を提案することで加算される。
 働き方改革型の加算点は、▽主観点数(工事成績等)3・0▽配置予定技術者等CPD1・0▽防災協定の締結および重機保有1・0▽建災防への加入および活動実績0・5▽主たる営業所の有無1・0▽県内企業の下請活用1・0▽現場見学会の開催1・0▽週休2日の取組み2・0▽県産材の使用0・5▽若手・女性技術者の配置0・5−の合計11・5点となる。
 「週休2日チャレンジ型工事」では、土木交通部が発注する全ての工事(災害復旧工事、単価契約工事および一部建築工事等を除く)を対象とし、成果に応じて、工事成績評定の創意工夫で評価する。
 評価では、▽完全週休2日が達成できた=加算点数+5点、成績点+2点▽完全週休2日が80%以上の週で達成できた=加算点数+2・5点、成績点+1点▽完全週休2日が80%未満の週にとどまった=加算点数、成績点とも0点−。創意工夫は監督職員の評価となるため、加算点数×0・4が成績点となるもの。
 また、琵琶湖環境部も土木交通部と同様に「働き方改革型モデル工事」、「週休2日チャレンジ型工事」を実施する予定。
 農政水産部は、このうち、「週休2日チャレンジ型工事」を今年度に実施する方向。同部発注工事では農繁期を避けて実施する工事が多く、対象工事等を現在検討中。