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建設新聞社
2018/05/14

【東北・福島】建設技術研究所JVに決定/フィールド工事の全体事業調整などロボテスの施工段階CM業務

 福島県は、公募型プロポーザルで選定を進めていた福島ロボットテストフィールドの施工段階におけるCM業務の委託者を、建設技術研究所・日総建・アーバン設計JVに決め、2億6670万円で契約した。
 唯一技術提案書を提出した同JVを対象に審査を行い、4月9日付けで選定し同月19日に見積もり合わせを行った。予定価格は2億6674万円。
 ロボットテストフィールドは、無人航空機やインフラ点検・災害対応、水中探査など陸・海・空それぞれのフィールドロボットに対応した環境を再現し、研究開発や性能評価、操縦訓練などを行う世界でも類のない一大研究開発拠点。南相馬市復興工業団地(南相馬市原町区萱浜地内)の約44fをメーン施設とし、浪江町棚塩工業団地の約5fには滑走路を整備する。
 このCM業務では、先行して着工した研究棟を除く建築工事、および土木工事に係る全体事業調整、施工監理、工事受注者間調整などを行う。事業規模は橋梁、トンネル等の土木工事が約40億円、試験用プラントなどの建築工事が約20億円となっている。履行期限は2020年3月31日。
 なお、本年度は飛行場、滑走路、水没市街地フィールド、試験用橋梁など各エリアの主要施設連工事11件を発注する予定となっている。

 提供:建設新聞社