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　西日本建設業保証鳥取支店の前払い金保証取扱から見た２０１８年４月期の県内公共工事は、請負金額が対前年度同期比27・５％減の65億３０００万円、件数は４・５％増の１８７件で、金額が大幅減、件数が増加となった。
　発注者別では、国が11億０２００万円（47・４％減）、件数13件（13・３％減）。県が36億３６００万円（33・１％減）、件数１２２件（11・９％増）。市町村が８億０１００万円（31・２％減）、件数47件（４・１％減）。独立行政法人が９億２７００万円（３２１・１％増）、件数３件（２００％増）。その他が６３００万円（33％減）、件数２件（60％減）。４月期は総じて減少したが、唯一大幅増を示した独立行政法人は西日本高速道路中国支社の「米子自動車道江尾地区路肩拡幅工事」などの工事によって大幅増となった。
　また。請負契約年度に見る過年度契約分の取扱いは、請負金額全体の63％を占めた。
　４月期の地区別は、東部地区21億０２００万円（54・６％減）、八頭地区２億５８００万円（４・４％減）、中部地区７億６８００万円（19・７％減）、西部地区19億７９００万円（28・６％減）、日野地区14億２２００万円（２８２・４％増）で、日野地区の約３倍増が目立つ。
　工種別は、土木61億９０００万円（７・９％増）、建築１億０４００万円（83・４％減）、電気＝１億００００万円（49・５％減）、管６７００万円（97％減）、測量・調査・設計＝６８０００万円（62・２％減）だった。

日刊建設工業新聞