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建設経済新聞社
2018/05/18

【京都】30年度運営方針 向日町上鳥羽線調査設計など

 京都市建設局はこのほど、30年度運営方針を明らかにした。一般会計予算で総額241億1700万円を投じる。
 重点方針Tの「世界の文化首都・京都」にふさわしい公共空間の創出に約18億円を計上。主な事業は道路の森づくり7600万円、名勝円山公園の再整備6900万円、歴史的景観を保全・継承する京の道づくり6500万円。
 重点方針Uのいのちと暮らしを守る防災・減災対策の充実・強化に約50億円を計上。主な事業は「いのちを守る橋りょう健全化プログラム」に基づく橋りょうの耐震補強・老朽化修繕24億3400万円、緊急輸送道路等に面する斜面の防災対策4億7400万円、「普通河川整備プログラム」に基づく普通河川緊急対策事業2億9900万円。
 重点方針Vの市民協働で取り組む、誰もが満足する維持管理の推進に約80億円を計上。主な事業は公園や駐車場のトイレ洋式化等受入環境の整備・充実2億9900万円、京都の近代化を支えた土木施設を巡るツアー100万円、地域において日常的に利用される道路の維持補修の充実1億6000万円。
 重点方針Wの都市の成長を支え、活力を高める都市基盤の整備に約63億円を計上。主な事業は京都高速道路新十条通の京都市への移管に伴う設備の改修等1億2700万円、JR嵯峨野線京都・丹波口間新駅設置事業1億6200万円、安心・安全な東大路歩行空間創出事業2億9800万円。
 主な目標をみると、▽道路の森づくりの推進3路線▽花の道づくりの推進5路線▽名勝円山公園の再整備▽東山自然緑地における花の名所づくり▽明治産業遺産としての梅小路チンチン電車の再生(明治150年関連事業)▽向島・洛西ニュータウンにおける公園の再整備▽高瀬川再生プロジェクトの推進▽歴史的景観を保全・継承する京の道づくりの推進1路線▽無電柱化事業の推進4路線▽巽橋木製高欄再整備▽三条大橋の補修・修景に向けた寄付による財源の確保▽耐震補強の実施9橋▽老朽化修繕の実施2橋▽緊急輸送道路等に面する斜面の防災・減災対策の実施17路線▽河川改修の実施12河川▽京北周山地域浸水対策の実施▽河川の点検▽排水機場等の機器更新など10排水機場、2樋門▽公園・駐車場におけるトイレのリニューアル及び清掃の充実▽道路除草・清掃の充実▽京都の近代化を支えた土木施設を巡るツアーの開催(明治150年関連事業)▽公園愛護協力会との共汗による美化推進▽「みっけ隊」を活用した市民協働による維持管理の推進▽地域において日常的に利用される道路の維持補修の充実▽河川の維持管理の充実▽JR向日町駅と国道171号を結ぶ向日町上鳥羽線の調査・設計に新たに着手するなど道路整備の推進16路線▽京都高速道路新十条通の京都市への移管に伴う設備の改修等▽JR嵯峨野線京都・丹波口間新駅設置事業の推進▽上鳥羽南部地区や伏見西部地区における土地区画整理事業の推進▽道路のバリアフリー化事業の推進5地区▽安心・安全な東大路歩行空間創出事業の推進▽自転車走行環境整備の推進13q。