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北陸工業新聞社
2018/05/22

【福井】地位向上へ取り組み推進/福井県管工事設備工業協会/定時総会開く 

 酒井会長は挨拶で「業界が発展できるよう、地位向上に向けた取り組みを進めていく」と述べ、会員に対し、さらなる支援と協力を呼びかけた。 
 一般社団法人福井県管工事設備工業協会(酒井修会長)は18日、福井市大手のザ・グランユアーズフクイで第6回定時総会を開き、18年度事業計画・予算など議案5件を審議の結果、原案通り承認した。
 酒井会長は冒頭、37年振りとなった今冬の大雪に触れ、各社の頑張りを労ったうえで、福井県と災害協定の締結に向け、協議を進めていると報告。「住民の安心・安全を図るうえでも、積極的に社会貢献活動を展開し、責務を果たすことが最も重要」と強調した。
 働き方改革については、「国が最重要課題に掲げており、我々としても身近な問題」と指摘し、他業界の動きを注視しながら対策を検討すると説明。引き続き発注機関に要請を重ね、さらなる受注の確保に努める方針を示し、「業界が発展できるよう地位向上に向けた取り組みを進めたい」と力を込めた。
 今年度当初の会員数は昨年度から10社増の60社。事業計画には、▽情報収集に関する事業▽講習会、研修会等の開催周知▽法令等の改正や説明会等の周知▽社会貢献活動事業―を登載した。
 具体的には、有する技術などを広く発信するほか、融雪点検が安全に行えるようテレビを通して県下に協力依頼。また、空調衛生工事業専門団体や国土交通省らと情報交換を図り、技術向上や効率化に努めるとともに、建設業関連団体らと連携し講習会などの開催周知を図り、知識向上や資格修得向上に努める方針。

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