トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2018/05/31

【愛知】名古屋市 戸田住宅4工区本体を19年度に

 名古屋市住宅都市局は、戸田公営住宅建て替えで第4工区の建築本体工を2019年度に発注する計画だ。これに先立ち詳細設計をまとめるため「戸田公営住宅4次設計委託」の一般競争入札を公告した。6月8〜12日に入札書を受け付ける。開札日は6月13日。19年3月15日までに設計成果を得て工事発注に備える方針。
 第4工区の規模は、工区内西側の7次住棟が鉄筋コンクリート造7階建て延べ4209平方b、同東側の8次住棟が同造6階建て延べ3336平方b。戸数は7次住棟が49戸、8次住棟が36戸。部屋タイプは7次住棟が一般タイプ21戸、小家族タイプ15戸、高齢小家族タイプが3戸、老人タイプが3戸。単身用2Kが7戸。8次住棟は一般23戸、小家族8戸、高齢小家族2戸、老人1戸、身障者世帯1戸、身障者単身1戸。
 部屋は、一般が3DK(専用部約62平方b)、小家族が2DK(同約52平方b)、単身2K(同約43平方b)、身障世帯2LDK(同約61平方b)、身障単身1LDK(同約52平方b)。
 付帯施設は自転車置き場131平方b、外構、植栽、駐車場で、全体の整備面積は9194平方b。
 既存住棟の14〜15棟、17〜19棟を除却した敷地に建設する。場所は中川区戸田明正3丁目。
 戸田公営住宅建て替えで、整備計画を策定しているのはおおむね明正小学校よりも南側に位置する街区で、全体7工区。09年に建て替えに着手し、これまでに第2工区までが完成済み、第3工区は今年10月に完成予定。
 第5工区は既存住棟7〜8棟と同10〜11棟、第6工区は同9・12・20・24棟、第7工区は同22〜23棟と同25〜26棟の各住棟を解体撤去した後、それぞれ同地に建設する計画。おおむね1工区3年間隔で整備を進めている。
 第7工区までの既存住棟の戸数は全体1180戸。建て替え後の住戸総数は減る見込みだが、最終住戸数は確定していない。

提供:建通新聞社