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北陸工業新聞社
2018/05/30

【福井】雇用拡大し高付加価値化目指す/福井県家具建具協同組合が総会開く/18年度事業決める 

 福井県家具建具協同組合の第42回通常総会は25日開催され、17年度事業・会計報告および18年度事業計画・収支予算案などを慎重審議し原案通り了承した。福井市文京の市研修センターで。
 古崎紀一理事長は挨拶の中で「県や行政と連携・協力し、県産材を活用した製品を作っていきたい。また、時流に対応し我々の付加価値を高めていくためにも、建具作りだけに囚われず、お客さんのニーズを見定め応える必要がある」と強調した。
 今年度事業計画には、埼玉で開催される全国建具業者大会の参加、および各種展示会開催への参加協力を予定している。
 また、家具建具製品の直販、既製品取付事業の推進、県産材活用製品の受注増加、従業員雇用と社会保険加入の促進、後継者育成、技術講習会・講演会の開催と先進地の視察、組織拡大の促進などの事業を進めていく方針。
嗜好やニーズに応えて/市家具建具協同組合総会
 また同日、福井市家具建具協同組合の第63回通常総会も開催され、17年度事業報告・会計報告承認、18年度事業計画・収支予算案などを審議し了承した。
 宮崎正治理事長は挨拶の中で「家具建具作りだけではなく、お客さんの嗜好やニーズを見定め、それに応えるものを作る必要がある」などと強調した。来賓も協会活動の重要性を指摘し挨拶。
 事業計画では公共工事に絡む家具・建具製造の受注増加、従業員雇用と社会保険加入の促進、組合員による相互技術研鑽と先進地の視察研修、IT技術習熟による情報交換・収集の迅速化、組合理事・執行部の人員入れ替えによる若返り、部会再編成などに努力する。

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