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建設新聞社(長崎)
2018/05/31

【長崎】中学生向けリーフレット作成

長崎建設業協会 地元で働く意義を考えて
   『将来のことについてよく考えてみよう』

 (一社)長崎県建設業協会(谷村隆三会長)は、中学生が将来について考える際の参考になるような情報を掲載したリーフレットを作成した。1000部印刷し、主に県内の中学生に配布する。配布方法については、中学生の手元に直接届くよう県教育庁などに相談する考えだ。
中学生向けリーフレット作成
 リーフレットは、表紙に制服を着た男女のイラストを大きく配置し、若い人の目につくようにした。表紙に記された文字は『将来のことについて よく考えてみよう!』『キミはどんな人生を送りたい? 中学卒業から道は別れているよ』のみ(写真)。
 中を開くと、中央に『良く考えて進路を決めよう。』と中央に大きく配置し、左右にキミはどんな仕事がしたいのか?∞キミはどんな生き方がしたいのか?≠ニして、それぞれ六つのチェックリストを提示。例えばどんな仕事≠ナは▽人のためになる仕事▽自分の趣味や特技が活かせるしごと▽やりがいのある仕事―といったチェック項目を挙げている。

 このほか、地域の建設業が学校や道路など地域に必要なものを作ったり、災害時に真っ先に出勤して土砂やがれきを除去するなど、地域の暮らしや産業に役立っていること。さらには、地元で安心して家族や仲間と暮らせるなどの事項を列挙。また、東京と長崎で暮らした場合の給料や生活費、通勤、マイホーム事情などの比較を示している。
 その上で、「地元に就職して、地元で暮らすことも都会にはない良さがたくさんあること」「地域の建設業も、地域から感謝され、達成感ややりがいがあって、親切に教えてもらいながらステップアップできること」を覚えておいてください―などと、訴えている。
 
 谷村会長は、リーフレットの作成について「建設業や会員企業のアピールよりもまず、地元に残って働く意義≠考えてもらうことを目指した」と話している。

ksrogo