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建通新聞社四国
2018/06/01

【徳島】佐那河内村の新庁舎 宮建築設計が最優秀

佐那河内村は5月29日、新庁舎設計業務に係る公募型プロポーザルの2次審査結果を公表し、宮建築設計(徳島市)の作品を最優秀(契約候補者)とした。
 事業スケジュールは、本契約後の6月から設計を開始、2019年3月20日までに基本・実施設計を完了させる。工事は12月までに既存建物解体と進入路新設を行う。19年4〜6月に新庁舎建設工事の入札手続きを進め(6月施工者選定予定)、20年8月の完成を目指す。
 新庁舎の計画規模は一部2階建て延べ約2000平方b(車庫を除く)。駐車場140台(一般50台、公用車40台、職員用50台)程度。駐輪場20〜30台程度。工事費は約7億円(税別)。基本計画によると、内部は利用者ゾーン(議場兼村民ホール、郵便局、農協)、職員ゾーン(窓口カウンターと事務室)、議会ゾーン(議場、議員控室、委員会室、議会事務局)、防災ゾーン(防災本部会議室)、共用部(エントランス、廊下他)。防災棟は消防団員の詰め所、防災車両3台分の車庫。
 建設地は下字西ノハナの敷地約1万平方b。
 2次審査は基本計画を基に7者がプレゼンテーションした。契約候補者の宮建築設計は最初に登場し、提案内容を説明後、審査委員からの免震構造検討やバスロータリーなどの質問に答えた。
 次点の契約候補者は橘建築事務所で、その他の参加者(50音順)は阿波設計事務所四国支店、スバル設計、剛建築事務所、都市環境設計、平島弘之+TEAM28だった。

提供:建通新聞社