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日本工業経済新聞社(埼玉)
2018/05/28

【埼玉】県建設コンサルタント技術研修協会

 埼玉県建設コンサルタント技術研修協会(安田陽一会長)は22日、来賓多数を招き創立20周年記念式典・祝賀会を浦和ロイヤルパインズホテル21階スカイバンケットホールで盛大に開催。積み上げた実績を礎に、研さんに励み、さらなる高みを目指す。
 当日は来賓に上田清司県知事、松本勝正さいたま市副市長、齊藤正明県議会議長、新藤信夫さいたま市議会議長ら多数を招き、顧問の田中良生衆議院議員、西田実仁参議院議員、野本陽一県議会議員のほか、特別会員、会員企業関係者など多数が出席。
 冒頭、佐藤裕之研修・技術委員長が20年間の協会活動概要を報告した。
 同協会は1997年7月に技術力の向上および経営能力の改善を主目的として設立以来、有資格者の養成・増強を活動の中心に据えて各種研修事業および公益事業への協賛を実施してきた。2000年4月に社団法人、13年4月に一般社団法人の認可を取得。現在会員は賛助会員1社を含め11社。社会基盤整備の調査、解析、検討、設計、管理等の分野で貢献。各社とも官庁発注業務において専門分野で実績を積み高い評価を得ており、さらなる積極的な協会活動が各方面から期待されている。
 最近では県農林部への講師派遣、タイ王国への下水道技術者派遣、埼玉大学研究機構レジリエント社会研究センターに設置された橋梁メンテナンス研究会への参画と幅広く活躍。
 安田会長はあいさつで「広域コンサルタントと地域コンサルタントがそれぞれの特長を生かし、多様な連携を図ることが重要です。土木技術は日々進歩しており、当協会が行っている研修事業にゴールはありません。今後も研修事業を続け、埼玉県の社会資本整備のために少しでもお役に立ちたいと考えています」とさらなる研さんへ抱負を述べた。
 来賓祝辞では上田知事が「20年という1つの成果を踏まえ引き続き、協会がますます発展されて、新しい時代にふさわしい風景をしっかりつくっていただきますことを心からご期待申し上げます」と祝福。
 引き続き安田会長から寄付金(彩の国みどりの基金)が上田知事に贈呈され、知事からは会長に感謝状が手渡された。
 来賓、協会顧問の紹介後、睦好宏史レジリエント社会研究センター長・教授   の発声で乾杯。これまでの歩みを振り返り、節目の20年を祝った。
またこの日は式典に先立ち18年度定時総会が開かれた。
 安田会長は「区切りの20年が終わり21年目に入り、今までにない協会活動が活発になる年です。これから2年、3年と頑張れば、当協会も埼玉県における位置付けが確立してくるのではないかと思っています」とあいさつ。
 新規賛助会員として加入した椛蝸mの高野洋代表取締役を紹介後議事に入り、17年度事業報告・収支決算の承認について審議。原案どおり全会一致で可決。新年度の事業を本格的にスタートする。