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建設経済新聞社
2018/06/06

【京都】駅東の新たなまちづくり見据え 都計道路のルート一部変更

 向日市は、都市計画道路牛ケ瀬勝竜寺線について、一部ルートの変更を行う。
 牛ケ瀬勝竜寺線は、京都市西京区を起点とし、向日市を経由して、長岡京市に至る延長約6860mの南北の幹線道路。
 向日市は、JR向日町駅東口周辺整備と森本東部地区の新たなまちづくりについて、国土交通省の先導的官民連携支援事業として、民間活力を導入する事業手法の調査を実施。この調査結果を踏まえ、東口周辺整備では、駅舎・自由通路などの基本設計に着手し、鉄道事業者をはじめ、東口周辺整備に関係する土地・建物の所有者等と東口駅ビル市街地再開発事業の実施に向けての勉強会を行い、関係者の合意形成を進めている。
 一方、森本東部地区の新たなまちづくりについては、進出を表明している日本電産鰍ェ地元まちづくり協議会の地権者に対し、土地購入に向けての交渉を進めている。
 こうした状況を踏まえ、向日町駅東口の開設と牛ケ瀬勝竜寺線の一部区間沿道における新たなまちづくりの実現には、そのアクセス道路となる同線の早期整備が必要不可欠なことから、支障物件となる建築物等を回避する一部ルートの変更及び幅員構成の変更等、実現可能な都市計画に変更する考え。