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鹿児島建設新聞
2018/06/08

【鹿児島】17年度新設住宅着工戸数/3年連続で1万戸超

3年着工 2017年度(17年4月〜18年3月)の県内新設住宅着工戸数は1万64戸となり、3年連続で1万戸を超えたが、前年度と比べ8.7%(961戸)の減となった。また、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動の影響から持ち直した15年度と比べても1000戸以上の減少となった。
 県内の新設住宅着工戸数を月別でみると、12カ月のうち1000戸超えは3カ月、900戸超えは2カ月あった。最多は7月の1176戸、次いで6月の1028戸と続く。最少は3月で546戸。利用関係別では、持家が前年度比0.6%減の4539戸、貸家が同23.7%減の3851戸。また、分譲は同14.3%増の1518戸となった。内訳はマンションが同20.6%増の509戸、一戸建てが同9.8%増の995戸とマンションの増加が顕著となった。
 市町村別でみると、43市町村のうち、半数を超える26自治体が前年度と比べ縮小。特に鹿児島市が572戸と大幅減で、次いで鹿屋市169戸、霧島市109戸、姶良市107戸となった。一方、大きな伸びを見せたのがいちき串木野市で95戸。また、出水市39戸と垂水市30戸が目立った。
地区別(県振興局・支庁単位で区別)=表参照=では、北薩地区、大島地区で増加したほか、鹿児島、南薩、姶良・伊佐、大隅、熊毛地区で軒並み減少に転じた。

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