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建通新聞社(中部)
2018/06/07

【愛知】県 岡崎商業高 建替の設計を補正計上

 愛知県は、岡崎商業高校の校舎の建て替えに向けた設計費などを6月補正予算案で計上した。予算の議決後、7月にも設計に着手する。既設校舎の取り壊し工事にも2018年度中に着手したい考えだ。
 岡崎商業高校は、4月に火災が発生し、特別教室棟・産振棟が被災した。被災した校舎を建て替えることとしたため、6月補正予算案に3138万円を計上した他、1億0199万円の債務負担行為を設定した。
 新たに建設する校舎の規模は、2階建て延べ778平方bとする。多目的実習室、語学実習室、生物室、相談室、カウンセリング室、生徒会室、倉庫、トイレを設ける。1階に設置する多目的実習室は、可動間仕切りにより分割利用もできるように整備する。取り壊す特別教室棟・産振棟は3階建て延べ1276平方b。
 総事業費は4億円を想定している。6月補正予算案で計上した3138万円は、特別教室棟・産振棟の取り壊し設計と、新校舎の実施設計に充てる。また、債務負担行為を設定した1億0199万円は、特別教室棟・産振棟の取り壊し工事費とする。新校舎の建設工事費は約2億7000万円を想定しており、19年度予算で計上する予定だ。
 予算の議決後、7月にも設計に着手し、19年2月ごろに特別教室棟・産振棟の取り壊し工事、19年4月ごろに新校舎の建設工事に着手したい考えだ。新校舎は20年1月の供用開始を目指す。

提供:建通新聞社