トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(茨城)
2018/06/08

【茨城】日立市が南部消防庁舎へ16億円投入/7月にも工事公告


 日立市は(仮称)南部消防署庁舎の建設工事に本年度から着手する。総事業費は16億3810万円(2カ年継続費)の大型事業で、南部地区の新たな防災拠点としての役割が期待される。施設の規模はRC造3階建て約2800u。早ければ7月にも工事を一般競争入札で公告する。2020年4月の供用開始を目指す。
 同施設は津波浸水想定区域に立地する臨港消防署、老朽化が著しい臨港消防署久慈出張所および多賀消防署大沼出張所の機能を集約する形で新設するもの。大規模災害発生時には防災拠点となる庁舎を整備することで、さらなる消防力の充実強化を目指す。
 建設地は大みか町6−6052〜6055の一部、鞄立製作所大みか体育館東側の付近で、用地は土地開発公社が取得済み。敷地面積は4299・97u。
 同地は海抜約30mの高台のため、津波被害の危険性解消が見込める。また東西南北の主要道路へのアクセスが容易であり災害出動の迅速化が期待できるとともに、近くの大みかグラウンドは災害時のヘリコプター離着陸場として使用が可能と考えられる。
 庁舎のほかに付属する建物としては消防車両の燃料を備蓄する自家用給油取扱所などがある。そのほかの設備としては断水時でも消防庁舎に必要な生活用水を確保する井戸、停電発生時でも指令システムなどの消防機能を維持する非常用発電設備、貯水量約100立方mを確保し、庁舎近くの火災に対応できるの耐震性防火水槽など。
 設計業務は17年6月に日木産業梶i日立市)に委託し、現在は詰めの段階だ。また建設工事に備える外構工事を渇ェ部工務店(日立市)が10月19日までの工期で進めているところ。工事は建築・電気・機械の3分離で発注し、9月の市議会定例議会の議決をもって契約する予定。