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建通新聞社
2018/06/12

【大阪】大阪府 129高校空調更新をBTOで整備

大阪府は、府立高校129校の空調設備更新をPFI方式により実施する。事業方式はBTO方式を採用し、今後、設計・施工・維持管理などを行う事業者を選定する。2019年3月からを設計期間とし、20〜22年度の3年間で工事を進める計画だ。
 府は、教育環境改善の一環として04年度に府立高校の普通教室・職員室に空調設備を一斉に導入。これらの設備が更新時期を迎えるため、PFI方式を採用して整備することにした。対象となるのは129校の普通教室と職員室、一部の管理諸室など計約3800室。
 府では、事業者を決めるため、WTO対象の総合評価一般競争入札を公告。9月21日に入札参加表明を受け付け、11月下旬に落札者を決定する予定だ。
 スケジュールでは、落札者決定後、19年3月に契約を締結。順次設計を進め、20〜22年度の3カ年で工事を完了する。維持管理期間は、個々の空調設備については約18年間とし、41年3月に全事業を終了する。
 入札へは、複数の企業で構成するグループで参加する。応募要件に関しては、▽設計▽施工・移設▽維持管理―などについて、それぞれ設定している。
 府では、参加任意の入札説明会を6月20日(参加受け付けは6月15日まで)、現地見学会を7月23日〜8月10日(〃7月2〜6日)に実施する予定だ。