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建通新聞社(中部)
2018/06/12

【愛知】名古屋市上下水 押切公園〜康生通の設計に着手

 名古屋市上下水道局は、上水道管の西区浄心〜西区鳥見町間を対象とする名城幹線の改良事業で、押切公園〜康生通の横断部北側区間の設計に着手する。工事は2019年度に着手する計画だ。20年度までの工事完了を目指している。
 押切公園内北東側に設けている立坑から児玉2丁目の西陵高校の南東角までは既設管渠を利用してパイプインパイプで配水管のみを更新する。西陵高校の南東角の既設立坑から康生通の横断部の北側までは配水管を新設する。
 押切公園〜西陵高校までは延長約350b。既設のさや管は管径1100_。管内を清掃した上で、管径900_の鋼管を敷設する。
 西陵高校〜康生通の横断部北側区間は、西陵高校外周部沿いについて、西側外周部に敷設するか、東側外周部沿いとするかは関係者協議を踏まえて決める考え。同区間の延長は400〜500b程度が見込まれる。敷設する管渠の管径は900_で、康生通の横断部は非開削工法とし、それ以外は開削工で敷設する。
 本年度の設計は、新日本設計名古屋事務所(名古屋市中区)が担当する。納期は19年3月末。
 名城幹線の改良は、名城公園西側の城西地区から名古屋高速6号清須線の鳥見町出口までを対象に事業を実施している。17年度までに地下鉄浄心駅東側の区間までを完了した。現在は、浄心駅西側の立坑から押切公園立坑までの区間の管渠敷設工を施工中で、18年度内に工事を完了させる方針。康生通の横断部北側から鳥見町出口までは、一部敷設が完了していない箇所があるものの、おおむね敷設を完了している。

提供:建通新聞社