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建通新聞社(静岡)
2018/06/15

【静岡】静岡県静岡市新清水庁舎 従来方式なら18年度設計

 静岡市は、清水駅東口公園(清水区袖師町2001他)に建設する新清水庁舎について、PPP(公民連携事業)などを導入せず従来方式で事業を進めた場合、2018年度内に基本設計を発注する。
 18年度内に発注した場合、9カ月間の設計納期後、19年度内に実施設計を発注。工事発注は21年度初めを想定している。建設工期は18カ月間、22年度末の完成、供用開始、現庁舎の解体は23年度初めとなる。PPP導入については、10月末まで可能性調査を実施している。
 庁舎面積最大1万4000平方b(現庁舎から34%減)、職員数600〜650人程度(現庁舎職員数960人)の庁舎を新築する。工事費約58億円、設計監理費・現庁舎解体工事費・システム移転費などの関連費用約16億円と概算している。
 清水駅東口公園の敷地面積は7294平方b、清水都心地区の中で公共交通が利用しやすく、商店街や公共施設などが集積した商業・業務の中心地として、さらなる発展が望まれる江尻エリアにある。
 17年度末に基本構想を策定、18年度はPPP導入可能性について調査するとともに、基本計画を策定する。
 現庁舎の所在地は清水区旭町6ノ8。敷地7680平方b、規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上9階建てPH2階付き延べ2万3345平方b。1983年に完成している。


提供:建通新聞社
(2018/6/15)

建通新聞社 静岡支社