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　６月定例県議会は14日開会し、平井伸治知事が一般会計補正予算案など８議案を提案した。会期は７月５日まで22日間。６月補正予算案は77億８１００万円で、補正後の一般会計予算総額は３４６４億１８００万円となる。
　主な補正内容は、県立美術館整備推進事業でＰＦＩアドバイザリー業務に２２００万円（19年債務負担行為１９００万円）、畜産クラスター施設整備事業の牛舎補助に10億２９００万円。農林水産振興では、林業成長産業化地域２地区の路網整備などに１億０６００万円を計上した。
　公共事業は国の事業採択を受けて56億８４００万円を追加。道路や砂防、街路、農業農村整備事業に充てる。
　また、４月に着任した新執行部職員13人があいさつ。県土整備部の山内政己部長は「県民が安心して暮らせる県土づくりに向けて諸課題に取り組む」と決意。企業局の丸毛裕治局長は「県民の利益につながる視点を持って企業経営に努める」と抱負を述べた。
　今後の議事日程は、代表質問が18日に会派自民党・内田隆嗣議員、一般質問は20日から６日間行われる。

日刊建設工業新聞