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　県西部総合事務所は、国道１８１号・佐川〜根雨原バイパスのうち２号橋梁の建設に伴う上・下部工の詳細設計を技術提案型の入札で委託業者を決める見通しを明らかにした。上部工は県外、下部工は県内コンサルを対象にした技術提案型になるほか、２号橋建設地の土質調査は通常の制限付き一般競争入札として公告する。
　県西部地区と岡山県を結ぶ幹線道路として交通量が多い国道１８１号線は、江府町佐川と伯耆町根雨原地区の間にあるＪＲ伯備線とのアンダーパス部分が豪雨時には冠水し、通行できなくなる状況が続いている。
　このため、この区間の１５５０�bに幅員８�bのバイパスを建設する。ルートは、佐川地区の日野川右岸側の現道から１号橋梁で左岸側へ。その後、トンネルを設置して道路部分を確保し、再び２号橋梁で根雨原地区側の現道に連絡する。
　同事務所が近く公告する２号橋（約１２０�b）の詳細設計は、上部工が県外、下部工が県内向けの技術提案型で、県土整備部が今年度に発注する設計業務の中では規模が大きい。さらに、土質調査業務も制限付き入札で委託することにしており、同事務所道路都市課では「委託する設計業務の中で最終的な橋梁のタイプや工事計画を固める」と説明している。

日刊建設工業新聞