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建設経済新聞社
2018/06/21

【京都】30年度公共事業の箇所決定 建設交通部は前年度比5%増 環境部は呑龍流入施設に着手

 京都府は20日、30年度予算に係る公共土木事業及び単独公共土木事業の実施(箇所決定)を発表した。
 建設交通部は、箇所数、事業費ともに前年度比5%増で、785ヵ所に429億9400万円を投入する。
 道路・街路事業は293ヵ所に189億3000万円を充当。主な新規着工は舞鶴福知山線(三日市)(舞鶴市)、伏見柳谷高槻線(奥海印寺)(長岡京市)、枚方亀岡線(下矢田)(亀岡市)など。
 河川・砂防・海岸事業は317ヵ所に156億7000万円を充当。主な新規着工は高野川(舞鶴市)のほか、土砂災害防止対策等で早稲田(大山崎町)、門前川(和束町)、大谷川支川(福知山市)、本庄上(伊根町)。
 公園事業は17ヵ所に13億0900万円を充当。新規着工は丹波自然運動公園(京丹波町)。
 港湾事業は17ヵ所に9億7800万円を充当。新規着工は京都舞鶴港(舞鶴港第4ふ頭)(舞鶴市)。
 環境部は、15ヵ所(前年度同じ)に95億4800万円(前年度比4%減)を投入する。
 流域下水道事業は5ヵ所に69億1500万円を充当。雨水事業に46億1000万円を充て、いろは呑龍トンネルはシールドトンネル工事を完成させるほか、排水ポンプ設備工事及び公共下水道からの流入施設の工事に着手する。汚水事業は、木津川流域下水道の水処理施設の土木工事に着手する。
 水道・工業用水道・電気事業は3ヵ所に25億2451万円を充当。乙訓浄水場の中央監視制御装置に新規着手する。
 自然公園等整備事業は7ヵ所に1億0831万円を充当。ジオパーク内のトイレの洋式化、丹後海と星の見える丘公園の環境学習施設の改修、洛西浄化センター公園の長寿命化計画策定を実施する。
 農林水産部は、145ヵ所(前年度比1%増)に58億5800万円(同9%減)を投入する。
 内訳は農業農村整備61ヵ所・24億8000万円、漁港漁場整備14ヵ所・5億6400万円、森林保全整備70ヵ所・28億1400万円。
 主な新規は、府営・福知山その2(福知山市)ため池改修、府営・大保池(南丹市)ため池実施設計、団体営・梅谷(木津川市)ため池耐震性診断、府営・園部埴生蛇ヶ谷(南丹市)治山ダム、府営・多門院(舞鶴市)山腹工、府営・左京区花脊原地町(京都市)治山ダム工、府営・丹後町谷内(京丹後市)治山ダム工、団体営・竜宮浜漁港海岸(舞鶴市)離岸堤改良実施設計、府営・下位田(綾部市)調査設計、団体営・平田(京丹後市)調査設計。