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　金沢市は２５日、卯辰町ト１０番地「卯辰山工芸工房工房棟改修工事（建築工事）」および「同（空調設備工事）」、「同（給排水衛生設備工事）」、「同（電気設備工事）」の４件を制約付き一般競争入札で公告した。参加申請書の受付は２７日から２９日まで。７月１９日に開札する。
▽建築工事　予定価格１億２５６０万円
　参加資格は建築一式工事Ａ等級、市内に主たる営業所、同工事の年間平均完成高３億１０００万円以上など。
▽空調設備工事　予定価格７０３０万円
　参加資格は管工事Ａ等級、市内に主たる営業所、同工事の年間平均完成高１億８０００万円以上など。
▽給排水衛生設備工事　予定価格２０６６万円
　参加資格は管工事Ａ等級、市内に主たる営業所、同工事の年間平均完成高５０００万円以上など。
▽電気設備工事　予定価格５４８８万円
　参加資格は電気工事Ａ等級、市内に主たる営業所、同工事の年間平均完成高１億４０００万円以上など。
　概要は工房棟改修にかかる各工事一式。工房棟はＲＣ造２階建て延べ１９２５・１５平方メートル。改修は内部が各工房、便所、廊下、外部が劣化部補修、バルコニー防水。工期は１９年３月１５日まで。
　実施設計は土倉建築事務所（建築）、ムラシマ事務所（設備）が担当。
　近年の工芸を取り巻く環境の変化を踏まえ、機能強化に向けたリニューアルを行うもの。
　市では引き続き、第２四半期に本館・展示棟、第３四半期に市民工房棟の改修工事を同４工種で発注していく方針である。