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秋田建設工業新聞社
2018/06/27

【秋田】新庁舎・仮庁舎の新営へ敷地調査/秋田地方・家庭裁判所を建替

 最高裁判所は26日、秋田市山王七丁目にある秋田地方・家庭裁判所を現在地で建て替えるため、敷地調査を8月9日の開札で公告した。10,384uを対象に敷地測量、建築物その他の調査、地盤調査を行うもので、履行期限は12月28日。新庁舎は鉄骨鉄筋コンクリート造6階・地下1階建て、延べ床面積10,112u規模を想定しており、全体計画額は57億8,275万3,000円。
 計画は、既存施設が建築から50年以上を経過し、老朽化・狭あい化が進んでいるため、現在地で建て替えるもの。現施設は昭和43年に建設された鉄筋コンクリート造5階・地下1階建て、延べ床面積7,421u規模。なお、庁舎の建て替えに関し、29年9月に国土交通省から各省各庁に送付された「30年度各省各庁舎営繕計画書に関する意見書」では、計画の妥当性があるとする「特A」判定を受けている。
 新施設は鉄骨鉄筋コンクリート造6階・地下1階建て、延べ床面積10,112u規模を想定しており、全体計画額は57億8,275万3,000円。計画期間は今年度から35年度を予定している。
 最高裁では今年度、新庁舎の建設に向けて仮庁舎の新営も行う予定で、鉄骨造3階建て、延べ床面積約6,900u規模で整備する。12月以降、繰り越しで工事発注し、31年度の完成を目指す。工事発注規模は6億円以上を想定している。

提供:秋田建設工業新聞社