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建通新聞社(岡山)
2018/06/29

【岡山】岡山市 JR岡山駅東口広場への路面電車乗り入れを含めた駅前広場のデザイン検討業務の企画提案書を7月9日から受付

 岡山市は、JR岡山駅東口広場への路面電車乗り入れを含めた駅前広場のデザイン検討業務の企画提案書を7月9日から8月17日正午まで受け付ける。参加資格として、6月時点で1年以上創業していることや指名停止や指名留保期間中でないことなどを求めている。仕様書は市ホームページで公開中。
 第1次審査で予定技術者の経験と企画提案書などを評価し、8月28日に上位3社を選定、ヒアリングの実施を通知する。同月31日にヒアリングを行い、専門技術力の確認、業務への取り組み意欲などを評価し上位1社を最適提案者として特定する。
 駅前広場については、路面電車が広場噴水近くに乗り入れることに伴い、タクシーゾーンと送迎ゾーンを入れ替え、バス、タクシー、一般車の出入りを完全に分離するレイアウト案の採用を決めている。今回の業務はそのデザインコンセプトやコンセプトに基づいた噴水、桃太郎像などのランドマーク、案内、誘導の動線計画、植栽の空間デザインや電停、バス、タクシー乗降場上屋などの屋根、公共交通案内所兼待合所などの建築デザイン方針を検討する。業務期限は契約日から2019年3月29日まで。業務の概算予算額は約480万円(税込み)。
 JR岡山駅東口広場への路面電車乗り入れ事業は、岡山駅前電停を約100b延伸し、広場噴水近くに駅舎前に3カ所のホームを備えた電停を新設する構想。整備時期、事業費などは現在のところ未定としている。

「提供:建通新聞社」