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建通新聞社
2018/06/29

【大阪】3水みらいC PFI導入可能性調査へ

大阪府は、下水道処理場の中央水みらいセンター、渚水みらいセンター、今池水みらいセンターを対象に、施設の更新や運転管理などでPPP・PFI導入の可能性調査に着手する。業務は各所管事務所から、それぞれ第2四半期に発注される見込みだ。
 府では2017年度、今後の下水道施設の整備方針などを示す「流域下水道事業経営戦略」(計画期間は18〜27年の10年間)を策定。これによると、機械・電気設備関係の更新を重点的に進める他、処理場の長寿命化について、PPPやPFIなど民間活力を積極的に活用するなどしてコスト縮減にも取り組む方向性を示している。
 業務では、PPP・PFI導入可能性について検討する他、老朽化施設の改築更新について、運転管理業務との一体発注など、実現可能なものについて検証する予定だ。委託期間は各10カ月間程度を想定している。
 中央水みらいセンターの所在地は、茨木市宮島3丁目。所管事務所は北部流域下水道事務所。処理能力は日量25万6110立方b。処理方式は標準活性汚泥法+急速ろ過など。
 渚水みらいセンターの所在地は、枚方市渚内野。所管事務所は東部流域下水道事務所。処理能力は日量31万8600立方b。
 今池水みらいセンターの所在地は、松原市天美西7丁目。所管事務所は南部流域下水道事務所。処理能力は日量13万8000立方b。処理方式は標準活性汚泥法など。