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鹿児島建設新聞
2018/07/19

【鹿児島】県、硫黄山噴火による影響対策/770haを乾田化 基礎調査に1.1億

 県はこのほど、霧島山硫黄山噴火による川内川への影響対策費を盛り込んだ一般会計6月補正予算案(第2号)を第2回県議会定例会に追加提案した。対象は、伊佐市と湧水町の770ha。湿田を暗渠排水などで乾田化するための基礎調査等(1億1000万円)のほか、代替水源の確保を目的ととした4地区での調査等(4000万円)を行い、事業化に向けた計画調査を予定している。
 調査対象となるのは、川内川から取水していた作付水稲中止地域。土地改良区別では、伊佐市が菱刈540haと西太良10haの計550ha(500戸)、湧水町は栗野140haと吉松80haの計220ha(250戸)
 主食用米から大豆や飼料作物等の代替作物に植え替えるため、暗渠排水等により乾田化が必要。そのため、湿田がどの程度あるかなど現状把握を行うとともに、水を抜く排水路をどの水路へつなぐかなど、農家の意向確認を地元市町と連携しながら実施し、対象面積を確定する作業を進める。
 また、代替水源の確保は菱刈地区が川内川の右岸と左岸、湧水町は栗野と吉松の計4地区で調査等を行い、湧水が確保できるかなどの手法を検討する。
 このほか、水質監視測定事業(3400万円)では、水質および堆積している泥の調査。安心・安全な営農環境調査緊急事業(300万円)は、伊佐市および湧水町が行う農業用水や土壌等の分析・調査等や、今後の営農対策に関する協議を支援する。
 全体の予算規模は、2億7359万円を追加、累計総額は81110億3637万円となる。

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