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建設新聞社
2018/07/11

【東北・福島】68・5億で五洋・東亜建設JV/ふくしま復興再生道路・小名浜道路の山田工事

 NEXCO東日本東北支社は、福島県いわき市内で進める「小名浜道路山田工事」の施工業者を決めるためWTO対象、施工体制確認型総合評価落札方式・技術提案評価型(T型)適用の一般競争入札を行い、1落の68億5000万円で五洋建設・東亜建設工業JVに決めた。
 開札日は5月15日で、入札には同JVのほかにフジタ・不動テトラJVが参加したが入札額が契約制限価格を上回った。契約制限価格は71億6710万円、調査等基準価格は64億5039万円、重点調査基準価格は53億7532万5000円だった。
 福島県主体で建設を進めている小名浜道路は、いわき市の小名浜港と常磐道を直結する延長約8・3`bのふくしま復興再生道路に位置付けられた自動車専用道路。県道20号いわき上三坂(かみみさか)小野線の一部として、現路線の北側をショートカットするようなルートをたどる。
 NEXCO東日本は、路線中間付近で県道56号常磐勿来線およびJR常磐線に近接して設ける添野ICから西進し、終点山田IC手前の常磐道跨道部付近までの約2・5`bを代行整備する。
 本工事は対象区間全線約2・5`bを施工範囲とし、切盛土工約100万立方b、橋梁下部工16基、基礎工2600b、横断構造物13カ所を施工する。主要資機材は道路用土砂約6万立方b、コンクリート約5万立方b、鉄筋約4000d。橋梁下部工は、添野ICと県道を結ぶアクセス路上の11号橋、常磐道を跨ぐ本線上の6号橋、常磐道接続のいわき小名浜ICランプ橋で常磐道を跨ぐ7号橋の3橋についての全下部工が対象。
 施工地は福島県いわき市添野町〜山田町地内。工期は2021年8月31日までとなっている。

 提供:建設新聞社