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日本工業経済新聞社(茨城)
2018/07/12

【茨城】経営体育成基盤整備事業46地区に32・8億円/農地局本年度事業予定箇所


 県農地局は、本年度の事業予定箇所をまとめた。このうち経営体育成基盤整備事業には32億8000万円を配分し、合計46地区のほ場整備や土地改良総合整備などを推進する。県営かんがい排水事業には15億9800万円を投じ、合計31地区で一般型や保全型、基幹水利施設ストックマネジメント事業などを進める。団体営農業集落排水事業には8億500万円、県営畑地帯総合整備事業には7億9300万円を盛り込んでいる。
 本年度の農地局の予算額は、事業費ベースで前年度比1・6%増の150億6094万9000円。
 内訳は国補は132億50万8000円で、このうち農村計画課が25億1391万6000円、農地整備課が106億8659万2000円。
 県単は18億6044万1000円で、農村計画課が16億8960万1000円、農地整備課が1億7084万円。
 経営体育成基盤整備事業では、継続35地区、新規11地区で事業を実施する。ほ場整備の新規は利根西部(利根)、蓮沼(筑西)、総上・豊加美(下妻)の3地区。土地改良総合整備の新規は友部中央(笠間)、牛堀(潮来)、小絹2期(つくばみらい)、蔵後余郷入(美浦)、西田2期(筑西)の5地区。
 県営かんがい排水事業は、継続29地区、新規2地区で事業を推進。新規は基幹水利施設ストックマネジメント事業の大山沼排水機場(守谷)と島津用水機場(阿見、美浦)の2地区。
 団体営農業集落排水事業では、ハード事業で8地区、ソフト事業で調査1地区、機能診断10市27施設、最適整備構想2市町を計画。このうちハードは新規で大生原(潮来)を予定しているほか、継続で友部北部U期(笠間)、河間北部(筑西)、酒出(那珂)の新設、榎本(行方)、木戸(筑西)、宿谷古屋(水戸)、恩名(古河)の改築を行う。
 県営畑地帯総合整備事業は、継続14地区、新規1地区で事業を実施する。新規は担い手育成の武井(結城)地区。
 このほか、ため池等整備事業で合計10地区を予定。予算額は3億7200万円。新規は県営の真崎浦(東海)、穴川用水大前堰(筑西)、団体営の砂沼(下妻)、三野輪池(水戸)、武具池(水戸)、不動谷津池(笠間)の合計6地区。
 また、広域営農団地農道整備事業には3億5400万円を配分し、継続の県北東部(常陸太田ほか4)、つくば下総(つくばほか5)の2地区を推進する。
 本年度の事業予定箇所は次のとおり。
 ◆国営土地改良事業負担金=10億7600万円 ・国営農業水利事業(那珂川沿岸、茨城中部、(霞ヶ浦導水)、(新利根川沿岸))
 ◆ため池等整備事業=3億7200万円
 ・県営
 《継続》大貫池(大洗)、茂田堰(筑西)
 《新規》真崎浦(東海)、穴川用水大前堰(筑西、施工は栃木県)
 ・団体営
 《継続》報恩寺(常総)、西脇水門(水戸)
 《新規》砂沼(下妻)、三野輪池(水戸)、武具池(水戸)、不動谷津池(笠間)
 ◆湛水防除事業=1億5300万円
 《継続》新郷2期(古河)、東大場・島(水戸) ◆地盤沈下対策事業=5億400万円
 《継続》五霞3期(五霞)、小貝東部2期(つくばみらいほか2)、南総上流2期(坂東ほか3)、福岡堰4期(つくばみらいほか1)
 ◆災害耕地復旧=9500万円
 ・現年発生災害復旧、突発事故復旧、過年発生災害復旧
 ◆経営体育成基盤整備事業=32億8000万円
 ・ほ場整備
 《継続》西の洲・甘田入(稲敷)、手野2期(土浦)、大貫(大洗)、利根北部(利根、龍ケ崎)、町屋(常陸太田)、下手(つくば)、利根北部2期(利根、龍ケ崎)、幸江崎2期(古河、結城)、大貫2期(大洗)、利根北部3期(利根、龍ケ崎)、大宝沼2期(下妻、筑西)、黒子3期(筑西)、利根北部4期(利根、龍ケ崎)、小目(常陸太田)、下桜井(北茨城)
 《新規》利根西部(利根)、蓮沼(筑西)、総上・豊加美(下妻)
 ・土地改良総合整備
 《継続》本新(稲敷)、大宿君賀(稲敷)、有ヶ池(那珂)、潮来市牛堀(潮来)、伊奈二期(つくばみらい)、友部小原(笠間)、守谷(守谷、取手)、玉造上(行方)、北川根(笠間、茨城)、藤代北部(取手、つくばみらい)、蔵後余郷入(美浦)、麻生東部2期(行方)、高田(稲敷)、友部市原(笠間)、随分附(笠間)、梶無(行方)、西田(筑西)、梶無2期(行方)、三原(水戸)、小絹(つくばみらい)
 《新規》友部中央(笠間)、牛堀(潮来)、小絹2期(つくばみらい)、蔵後余郷入(美浦)、西田2期(筑西)
 ・機構関連
 《新規》島(水戸)、上郷(笠間)、南友部(笠間)