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建通新聞社
2018/07/13

【大阪】うめきた2期開発事業者 三菱地所Gに決定

JR大阪駅北側の再開発事業「うめきた2期地区」について、開発事業者が三菱地所を代表とする企業グループに決まった。大阪最後の一等地と呼ばれるうめきた2期地区の開発がいよいよ本格化する。
 開発事業者グループの構成は、土地譲受事業者として▽三菱地所▽大阪ガス都市開発▽オリックス不動産▽関電不動産開発▽積水ハウス▽竹中工務店▽阪急電鉄▽三菱地所レジデンス▽うめきた開発特定目的会社―の9者。設計・運営事業者として▽三菱地所設計▽日建設計▽SANAA事務所▽Gustafson Guthrie Nichol Ltd.▽日比谷アメニス▽阪急阪神不動産―の6者。
 同グループの提案によると、北街区(敷地面積約1万6000平方b)にはホテルやイノベーション施設、プラットフォーム施設などを展開。施設規模は鉄筋コンクリート造地下2階地上47階建てなどを想定している。一方、南街区(同約3万平方b)にはオフィスや商業施設、都市型スパなどを配置する計画で、施設規模は鉄筋コンクリート造地下2階地上51階建てなどを想定している。
 また、都市公園については、敷地面積約4万5000平方bを確保。施設としては、飲食店や売店、ミュージアムの他、体験学習施設や屋根付き野外劇場などを予定している。
 開発事業者の選定に向けては、UR都市機構が2次コンペを実施し、昨年12月から審査を進めてきた。同グループは、開発コンセプトを「希望の杜―Osaka “MIDORI“ LIFE2070の創造―」とし、「みどり」と融合した生命力と活力あふれる都市空間の整備などを提案。コンセプトを具現化するための仕組み、取り組み内容が高評価を得た。