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日本工業経済新聞社(群馬)
2018/07/18

【群馬】渋川地区選出の県議と群建協渋川支部は行政懇談会を開催

渋川地区選出の群馬県議会議員や群馬県建設業協会渋川支部(須田誠一支部長)が主催する渋川広域圏における建設業に係る行政懇談会が17日、プレヴェール渋川で開催された。当日は渋川支部の協会員や星名建市県議、金子渡県議、橋正県議が出席。渋川市、榛東村、吉岡町の職員や県北群馬渋川振興局、県渋川土木事務所、県渋川森林事務所、県渋川農村整備センターの職員と活発な意見交換を行った。
冒頭、あいさつに立った星名県議は「建設業協会の会員の皆さまには常日ごろから地域のインフラ整備、メンテナンス、災害時の緊急出動など地域のために活躍してもらっている」と感謝した。
須田支部長は「有事の際には協会が先頭に立ち、災害に対応していかなければならないと考えている。そうした活動を地域住民にしっかりと発信していかなければならない。突然の気象変動にもしっかりと備えていけるよう官民一体となって取り組んでもらえれば幸い」と呼び掛けた。
議事では県の各事務所が2018年度の事業内容や今後の地域計画などについて説明。協会からは公共事業が減り、地域から建設業者がいなくなると、除雪や災害態勢の弱体化につながることや緊急時に必要な災害応急対策物資材を迅速に入手し、備蓄物資を流通ルートにのせて管理する流通在庫備蓄について説明した。質疑応答では危険箇所の改善や除雪作業に関する各機関の協力、工業団地整備などの要望があがり、一つ一つ丁寧に議論を交わした。