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北海道建設新聞社
2018/07/19

【北海道】延べ3300m²に規模縮小 ニセコ町役場新庁舎計画

 ニセコ町は、2019年6月に着工を予定している役場新庁舎建設について、実施設計段階で延べ床面積を基本設計段階の3768m²から約3300m²に変更し、約24億円の事業費も当初表明していた約20億円に近づける意向だ。構造と階数は変更しないとしている。実施設計はアトリエブンクと随意契約。19年3月までに完成させる。
 基本設計は完了済み。議員協議会や町民を交えたワークショップ、町民講座を通じて寄せられた意見や役場内の議論経て、規模はRC造、地下1地上3階、延べ3768m²になった。外構、旧庁舎解体費用を含めた事業費は約24億円まで膨らんだ。
 町は実施設計を進めるに当たり、職員数に対する必要な面積をあらためて算出したところ約2700m²となった。これに防災拠点機能に必要な面積約600m²を加え、3300m²が妥当と判断した。
 役場新庁舎は、富士見55の現庁舎向かいの第2庁舎敷地に建設し、21年2月完成を予定している。