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日刊建設タイムズ社
2018/07/24

【千葉】概算建設費は51・4億円/四街道市庁舎整備/基本設計案でパブコメ/3月議会案件で入札公告

 四街道市は23日、「四街道市庁舎整備基本設計案」のパブリックコメントを開始した。期間は来月22日まで。建物規模を新築、耐震改修合わせて延べ1万2728・77uとし、概算建設費を51億4550万円(うち新築棟建設費38億7390万円)と算定した。今後、9月補正予算で債務負担行為を設定し、10月に総合評価一般競争入札を公告。事業者を選定し、3月議会で契約承認後に着工。2022年6月の全庁舎開庁を目指す。基本設計はINA新建築研究所(東京都文京区白山3―1―8)が担当。
 9月補正予算では、建設費の債務負担行為を設定するほか、別に実施設計費の継続費を設定する。同事業は「先行型三者協定方式」を採用。補正予算可決後に実施設計を発注し、契約を締結。工事請負契約締結後に市、設計者、施工者の3者で協定を締結。施工者の提案を入れながら、実施設計を固めていく。
 同事業は、既存の本館、新館、分館、新分館のうち、本館を建て替え、既存新館は4階以上を撤去減築し建物の軽量化を図り、耐震壁等の設置により耐震性を向上させる。分館と新分館は改修工事を実施する。
 概算工事費の内訳は▽新築棟建設工事38億7390万円▽既存棟改修工事6億7290万円▽新館耐震補強工事(減築工事含む)7630万円▽外構整備工事2億120万円▽車庫・倉庫9310万円▽解体工事(アスベスト除去工事含む)2億2810万円。
 財源は市町村役場機能緊急保全事業債34億1860万円、一般単独事業債7億8150万円、庁舎建設基金9億4540万円を見込む。
 建物規模は、新築棟(1)がRC造4階建て延べ8020・69u、ラウンジ部分の新築棟(2)がS造平屋建て延べ131・09u、減築する新館がRC造地下1階地上3階建て延べ2226・57u、改修する分館がS造2階建て延べ427・68u、新分館がRC造・S造地下1階地上3階建て延べ857・74u(渡り廊下含む)。ほかに、公用車車庫がS造平屋建て延べ148・50u、倉庫がS造2階建て延べ612u、防災備蓄倉庫がS造平屋建て延べ52・50u、アプローチ歩廊がS造平屋建て延べ252u。
 工事は3期6段階で実施。1期の第1段階で既存施設の撤去など先行撤去切廻し工事を実施し、第2段階で新築棟を建設。2期の第3段階で本館の解体と新館、新館減築、分館、新分館の改修工事を実施し、2期の第4段階で新築棟接続部分工事と新館、分館、新分館改修工事、外構整備工事を実施し、2期の第5段階で全体を竣工させる。22年6月の全庁舎開庁後、3期の第6段階で、福祉センター分館の解体工事と総合福祉センター北側の外構工事を実施する。
 工事は、福祉センター分館の解体工事と総合福祉センターの外構工事を除いて一括で発注する予定。k_times_comをフォローしましょう
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