トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設タイムズ社
2018/07/25

【千葉】宿泊施設整備で地区計画/成田市/久住第二小の跡地活用/今月31日まで原案縦覧

 成田市は「久住第二小学校跡地地区地区計画」の原案をまとめ、今月31日まで都市計画課で縦覧を行っている。23日には市役所で説明会も開催した。地区計画は、久住第二小学校跡地を「宿泊施設」として有効活用し、地域活性化に資する適切な土地利用を誘導するため導入する。今後、8月に県との事前協議を行い、9月に案を縦覧。10月上旬に市の都市計画審議会に諮り、県知事との協議を経て、10月下旬の決定・告示を目指す。
 同市は跡地利用に伴い、昨年9月に公募型プロポーザルにより事業者を公募。その結果、リオン不動産(東京都千代田区東神田3―1―2)が優先交渉権者に選定され、「宿泊施設」としての提案が採択された。
 跡地は市街化調整区域にあり、建物の用途を「学校」から「学校以外」へ変更するには都市計画法上の開発許可が必要となる。このため、新たに地区計画を定めることで開発許可を受けることにした。
 地区計画の位置は大室字仲妻の一部。区域面積は約1・1ha。土地利用の方針では、既存の施設を活用した観光振興のために必要な宿泊施設や店舗、飲食施設などの整備を図ることとし、建築物等の整備の方針では▽宿泊施設や店舗、飲食店などを整備し、地域振興を図る▽体育館は多目的スペースとして積極的な活用を図るとともに、災害時には地域住民の避難施設として利用を図る▽新たな施設の整備にあたっては、周辺の居住環境に配慮した適切かつ効果的な配置を行う――こととした。このほか、建築できる建築物や床面積などを制限する建築物の用途制限を設定する。
 プロポーザルでのリオン不動産の提案内容は、海外旅行客や訪日観光客のほか、成田市周辺の観光客向けの低価格な宿泊施設(ゲストハウス)を整備・運営するというもの。校舎を宿泊棟、体育館を運動やイベントができる場所とし、校庭には宿泊者駐車場を整備。また、近年需要が高まっているドローン教習スクールや理科学習等の各種学習合宿を企画する。
 現在、市と同社で市有財産の貸し付けについて協議中で、順調なら9月議会に貸付案件が上程される見通し。
 久住第二小学校は、児童数の減少により2011年3月末に久住第一小学校と統合し閉校となった。その後、久住第二小学校跡地利用検討部会や久住第二小学校跡地利用推進委員会などで跡地活用を検討。これらの検討結果を経て、昨年9月に公募型プロポーザルで事業者を募集し、リオン不動産が当選した。
 主な建築物は、校舎がRC造2階建て延べ1788・3u(1970年竣工)、体育館がRC造平屋建て延べ963・87u。このほか、プールが25m×15m(72年竣工)、遊具、倉庫などとなっている。k_times_comをフォローしましょう
times