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日刊建設タイムズ社
2018/07/26

【千葉】松田平田設計を特定/総合福祉センター整備計画/適正機能・配置など検討/浦安市

 浦安市は、総合福祉センター整備計画策定業務委託の公募型プロポーザルで、松田平田設計(東京都港区元赤坂1−5−17)を特定した。(仮称)東野地区複合福祉施設の整備にあわせて、総合福祉センターの機能の一部を同施設に移転させる計画になっているため、市全体及びシビックセンター東野地区の福祉関連施設の現状と今後の利用見込み等を把握した上で、課題点を整理し、今後の福祉拠点として担うべき役割、適正機能と配置を検討しながら整備計画を作成する。
 履行期間は2019年3月22日まで。市は予算額(消費税を含む)を540万円以内としてプロポーザルを実施し、1者が提案を行った。
 主な業務内容は、@福祉等関連施設の現状把握と整理(市全体の施設ニーズ及び必要な機能・機能配置の考え方の整理。障がい者関連通所・入所施設、高齢者関連通所・入所施設、その他の福祉施設、子育て関連施設、子育てサロン等の公共公益施設現況図の更新及び利用者数の推移資料の作成。総合福祉センターの法的規制や道路状況などの敷地条件、土地利用状況など前提条件の整理など)A課題整理・分析B整備計画の作成C会議運営及び資料作成支援。
 整備計画の作成では、課題整理・分析を踏まえ、総合福祉センターの導入機能を検討するとともに、効果的な機能の連携が図れるよう導入機能の配置計画を複数検討。それぞれのメリット・デメリットを整理した上で、整備計画及びロードマップを作成し、併せて概算事業費を算出する。
 総合福祉センター(東野1−7−1)は、RC・S造2階建て、延べ4800・68u。こども発達センター、社会福祉協議会(ボランティアセンター・ファミリーサポートセンター)、地域福祉センター、児童センター、身体障がい者福祉センター等の機能を備え88年4月に開設された。
 整備から約30年が経過し老朽化が進んでいることに加え、(仮称)東野地区複合福祉施設への機能の一部移転(地域福祉センターと身体障がい者福祉センター)を予定していることから、大規模改修あるいは建替えを含めて今回の整備計画の中で方針を固め、来年度以降の設計につなげる。
 整備場所については今のところ、総合福祉ゾーンに位置づけている現在地(シビックセンター東野地区)を想定している。
 総合福祉センターの機能を一部移転する予定の(仮称)東野地区複合福祉施設の整備については、今月18日に開札予定だった建築工事の参加者がいなかったため、関連する設備工事も含めて中止になっており、現在、再入札に向けて対応を検討中。k_times_comをフォローしましょう
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