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北陸工業新聞社
2018/07/27

【富山】8億円で川崎橋架替/安居福野線、23年度完成へ/県土木部 

 富山県土木部は、南砺市上川崎地内の道路総合交付金「一般県道安居福野線」について、残事業費7億9800万円を投じ、19年度以降に川崎橋架け替えや道路改良工を進める。
 事業区間は延長510メートル、幅員11メートル(一般部)。小矢部川に架かる川崎橋は幅員が5・5メートルと狭く、架設から62年経過し老朽化が進行しているため、道路改良373・5メートルを含む川崎橋の架け替えることで、円滑な交通の確保を図る。総事業費は12億円。
 14年度に事業着手し、今年度は6800万円をかけてA1橋台工を推進。進捗率は事業費ベースで33・5%。19年度以降に残事業の道路改良工178・5メートル、川崎橋のP1・2橋脚、上部工に取り組む。23年度の全体完成を予定している。用地補償はすべて完了し、橋梁のA2橋台が完成している。
 新橋梁は、鋼3径間連続非合成鈑橋136・5メートル、有効幅員10メートル(車道部7・5メートル、歩道2・5メートル)。耐候性鋼材の橋桁、アルミ合金製の高欄、LED照明を採用し、ランニングコストを低減する。詳細設計は建設技術研究所が担当。

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