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日刊建設タイムズ社
2018/08/01

【千葉】積水ハウスを選定/(仮称)子育て交流センター/大網白里市 DBプロポ

 大網白里市は、設計・施工一括発注(DB)方式による(仮称)子育て交流センター整備事業の公募型プロポーザルで、積水ハウス(千葉支店・千葉市中央区問屋町1−35)を優先交渉権者に決定した。次順位交渉権者は大和リースだった。9月議会に契約議案を上程し、議決後、2018〜19年度で建設を進め、来年12月末までに完成させる。予定価格(消費税を除く)は4億4090万円。
 (仮称)子育て交流センターについて同市では昨年度、建築基本設計を千都建築設計事務所(千葉市美浜区真砂3−1−2)、敷地造成基本設計をつくも(大網白里市大網652−3)へそれぞれ委託している。みどりが丘市有地活用事業として当初、公募型プロポーザルで選ばれた事業者が設計から建設まで行い、完成後に施設の所有権を市に移し、事業期間終了まで引き続き維持管理及び運営を行うBTO方式で整備する予定で事業者を昨年度公募したが、選定に至らなかったため、デザインビルド方式に切り替え実施設計と工事を一括発注する。
 みどりが丘市有地(みどりが丘3−18−1)の全体面積は約4万6254u。そのうち対象面積は大網小学校に隣接する約9800uで、(仮称)子育て交流センター及び交流広場、付帯する駐車場等を整備する計画。用途地域は準工業地域(容積率200%、建ぺい率60%)、第1種高度地区(20m)指定。
 (仮称)子育て交流センターの規模は、平屋建て延べ約1200u。導入機能は学童保育室(想定人数は最大120人)、放課後子ども教室(想定人数は30人)、地域子育て支援センター(想定人数は1回の利用につき10組程度の親子)、児童館(想定人数は1回の利用につき30人程度)、交流スペース(想定人数は1回の利用につき多目的室20〜30人程度、ホール10〜30人程度)など。
 学童保育室には保育室(3室)、静養室、手洗い場、下駄箱、事務室、更衣室、給湯室、倉庫、相談室、トイレなどを設け、保育室は1室あたり40人以下の利用を想定し、活動スペース66u以上を確保。地域子育て支援センターにはメインルーム、乳児ルーム、授乳室、オムツ替えコーナー、図書コーナー等を設け、図書コーナーはラウンジ付近に20人程度が利用できるスペースとする。
 児童館(放課後こども教室)には集会室、遊戯室、図書室、事務室、創作活動室、倉庫、トイレ及び多目的トイレ等を設け、放課後子ども教室は専用スペースを設けず、児童館内施設を利用(100u程度)して活動。交流スペースはホール、多目的室、倉庫、メインエントランス等を想定。
 また、多世代が参加しイベント等が開催可能な交流広場の面積は2100u程度、駐車場や駐輪場、アプローチ車路、サイン、植栽等の外構整備面積は6500u程度で計画。このうち駐車場は来客用で60台程度(障がい者用4台含む)、職員用10台程度を確保する。
 今回のプロポーザルには、積水ハウス、大和リースのほか新日本建設、山田工務所が参加した。k_times_comをフォローしましょう
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