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建設新聞社
2018/08/02

【東北・福島】約30億で戸田JVが落札/立子山地区の一般廃棄物最終処分場

 福島市は1日、制限付き一般競争の対象として、一般廃棄物新最終処分場建設工事を開札し、29億8700万円で戸田建設・佐藤工業(福島市)・東信建設JVが落札した。
 入札には同JVのほか、飛島建設・多田建設JV(入札額28億6300万円※共通仮設費が失格基準を下回り失格)、鴻池組・富久泉工業・半澤工務店JV(入札額30億8000万円)が参加した。予定価格は後日公表。
 この計画は、稼働中の金沢第二埋立処分場が除染廃棄物の仮置き等で残余容量がひっ迫していることを受け、別用地に次期処分場を新設するもの。
 計画地は、市街地から南東の阿武隈川右岸に位置する福島市立子山井戸沢ほか地内。施設は、埋立面積約1万9800平方b、埋立容量約24万6000立方bのオープン型処分場で、埋立方法にサンドイッチ工法を採用する。浸出水の処理能力は一日当たり70立方bで、調整容量が3000立方b。埋立期間は2021年度から約15年間。
 本工事は、事業用地8万7785平方bを対象とした造成等などの土木工事全般で、工期は21年12月28日。管理棟などの建築物、および浸出水処理施設等は今後発注する。
 なお、基本・実施設計はパシフィックコンサルタンツが作成した。

 提供:建設新聞社