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日刊建設タイムズ社
2018/08/03

【千葉】予定価格45・5億円/来月6日に入札参加締切/DBM方式一般競争公告/リサイクルプラザ整備/松戸市

 松戸市は2日、(仮称)リサイクルプラザ整備事業の一般競争入札を公告した。施設の設計・建設及び維持管理を一括して行うDBM(デザイン・ビルド・メンテナンス)方式で事業を実施する。予定価格は税抜き45億4507万3149円(設計・建設工事費29億8148万1482円、維持管理費15億6359万1667円)。事業期間は、設計・建設期間が契約締結日(2019年3月下旬を予定)から21年3月31日まで。維持管理期間が同4月1日から41年3月31日まで。
 今月6日まで現地見学会の申し込みを受け付け、同9日と10日に現地見学会を開催。入札参加資格審査書類受付期限及び審査は9月6日で、同14日に入札参加資格審査結果を通知。その後、10月22日に入札書及び技術提案書の提出を締め切り、11月中旬に落札者を決定し公表。12月上旬の基本協定締結、来年2月上旬の仮契約締結を経て、同3月下旬に事業契約を締結する予定。
 同市の粗大ごみについては現在、家電製品類および金属類は資源リサイクルセンター、木製品類は和名ヶ谷クリーンセンター、大型プラスチック製品類は日暮クリーンセンターという具合に、3つの施設で別々に処理している。
 このため中間処理後、残渣物について施設間の移動が必要になることから、六和クリーンセンター(七右衛門新田316−4、面積約1・5ha、機械炉450t/日)を廃止し、その跡地に(仮称)リサイクルプラザを建設することで、粗大ごみを1か所で処理できるようにする。
 新たに建設するリサイクルプラザの規模は、39t/5h。各ラインごとの施設規模は、不燃系処理ラインが25・9t/5h、可燃系処理ラインが12・4t/5h、有害物処理ラインが0・7t/5h。
 応募者は設計・建設業務及び維持管理業務を実施する予定の複数の企業で構成する企業グループとするが、一つの企業がこれらの役割を兼ねることもできる。
 プラントの設計・建設業務を行う者は、同市入札参加資格者名簿に清掃施設工事で登載され、かつ格付がAランクであること。マテリアルリサイクル推進施設(破砕設備を設定している施設に限る)について、元請として08年4月1日から実施方針公表(今年6月1日)までに稼働開始した実績を有すること等。
 また、建築物等の設計・建設業務を行う者は、清掃施設工事または建築一式工事として搭載され、かつ格付がAランクで、建築一式工事に係る特定建設業の許可を受けていること。建築物の設計・施工または施工を元請として実施した実績を有すること等。
 維持管理業務を行う者は、マテリアルリサイクル推進施設(破砕設備を設定している施設に限る)の維持管理業務の受託実績(設備の補修及び更新が含まれるものに限る。受託中も含む)を有すること等。
 審査は、公益社団法人全国都市清掃会議技術部長の濱田正巳氏を委員長、日本大学生産工学部建築工学科教授の北野幸樹氏を副委員長に、同市総合政策部長の石井久雄氏、街づくり部長の福田勝彦氏、環境部長の丸岡新一氏の各委員で構成する事業者選定委員会により行われる。
 (仮称)リサイクルプラザ基本計画等業務は建設技術研究所、発注者支援業務は八千代エンジニヤリングが担当。また、昨年度は既存施設の解体工事を前田建設工業へ発注しており、本年度末までに解体工事を終わらせる。k_times_comをフォローしましょう
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