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日本工業経済新聞社(埼玉)
2018/08/02

【埼玉】県総務部が19・20年度競争参加で格付方針示す

 県総務部は2019・20年度建設工事の入札参加資格審査における格付方針を決定した。1日に公開する。評価項目改定のポイントとして▽担い手の確保に関する評価の強化▽現場の活動実績を重視する観点から既存評価項目の見直し――の2点を挙げている。
  担い手確保で具体的は、新規に4週8休の取り組みへの加点を行う(10〜20点)。評価基準は別表のとおり。またインターンシップの実施についても新規で加点する(10点)。評価基準は16年
10月1日〜18年9月30日までの間に大学生や高校生などを対象としたインターンシップを3日以上受け入れ、学校が証明する証明書による実績が確認できる者。
  既存評価点の見直しではISO9001の配点を30点から10点に変更する。実態に合わせて、ISO14001と点数を合わせることにした。
  また「地域防災サポート企業」の登録について、類似の評価項目としてある「災害防止活動の実績」に一本化する。
  さらに地域貢献で「県の基金への寄付」をなくして替わりに「消防団員の活動実績」を評価することにした。
  なお県評価点(主観点)の満点は530点から変更しない。
  入札参加資格審査は電子入札システムに参加している県内65市町と共同で実施する。