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建通新聞社(東京)
2018/08/10

【東京】都 村山団地後期3期建替で基本設計

 東京都都市整備局西部住宅建設事務所は8月10日、「都営高層住宅村山団地(後期第3期)基本設計」の委託先選定に伴うプロポーザル手続きを始める。都内最大規模の団地建て替えの一環として、既存の住棟を取り壊し3棟335戸程度の規模の住宅を建設する計画。8月27日〜9月6日に参加表明書と技術提案書を受け付け、提案内容の審査とヒアリングを経て設計者を特定。10月17日に見積もり合わせを行って業務を委託する。
 村山団地(武蔵村山市緑が丘1460他、敷地面積約48・3f)は1964〜66年に建設した427棟・5260戸で構成する都内最大規模の都営住宅。97年度に建て替えや住戸改善などの再生事業を開始し、これまでに「前期計画」「中期計画」の建て替え工事を完了した。現在、5期に分けて実施予定の後期計画の事業を進めている。
 今回の後期第3期では、既存の6〜8、12〜14、21、22の8棟(320戸)を解体除却し、跡地に鉄筋コンクリート造で3棟約335戸の住宅を新築する。付帯施設として駐車場や駐輪場、ごみ容器置き場なども整備する。
 対象区域の面積は、飛び地となっている公園約1000平方bを含め約1万5000平方b。用途地域は第1種中高層住居専用で、建ぺい率60%、容積率200%。敷地の条件や法令上の制約などを踏まえ、最適な施設配置や規模などを固めていく。
 基本設計の履行期間は契約日から100日間。参考業務規模(税込み)は900万円程度。

提供:建通新聞社