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建通新聞社四国
2018/08/10

【徳島】藍住町 既設解体設計を8月末完了

 藍住町は、奥野字矢上前に建設中の文化ホール・公共施設複合化事業(文化ホール等複合施設)の供用に向け、周辺地で広場や駐車場整備を図るため、勤労青少年ホームなど既設5施設の解体を計画しており、8月末の設計完了を受けて、具体的な解体スケジュール等を固め、予算編成を急ぐ考え。年度中に一部解体を考えており、早ければ11月中の着手が見込まれる。
 設計は川建設計(徳島市)が担当。内容は既設解体設計と広場・駐車場整備実施設計。解体対象の建物は、いずれも鉄筋コンクリート造の建物で、福祉センター(延べ床面積1594平方b)、町民会館(同842平方b)、勤労青少年ホーム(同808平方b)、町保健センター(同691平方b)、緑の広場管理棟(同392平方b)。このうち勤労青少年ホームはすでに閉館しているが、その他の施設はまだ供用中。広場は2000平方b程度の敷地確保、駐車場は既存の再構築も含め、現状の倍以上の確保は図る考え。
 所管は社会教育課。解体工事については、大半を供用後に行う予定だが、町は文化ホール等複合施設の2019年度供用(建物完成は19年3月末)を前にある程度ヤードを確保するため、先行して一部既設を解体することにしている。このため工事費を早ければ9月補正予算で計上し、早期工事を目指すことにしている。

提供:建通新聞社