トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2018/08/16

【滋賀】高島市 安曇川駅周辺の活性化事業

 高島市はこのほど、安曇川駅周辺の活性化事業として、JR安曇川駅前のスーパー「平和堂」跡地に、特別養護老人ホームなどを整備する跡地利活用計画を公表した。同事業は▼旧平和堂跡地利用計画▼若者定住促進住宅地整備計画▼市道西万木川原上線道路改良計画―の3本柱で安曇川駅周辺の活性化を図っていく。
 旧平和堂跡地利用計画については、跡地面積が1万2100平方bで、兜ス和堂と個人地権者が所有。10年に同店舗が国道バイパス沿いに移転された後は更地になっており、同事業で跡地利用される。
 整備される特別養護老人ホームは、(仮称)社会福祉法人・華徳会(市川忠和理事長就任予定・高島市安曇川町末広1丁目35予定)が事業主。規模はS造2階建、延2848・14平方bで定員は50人(ユニット型個室)。20年4月の開設を目指していく。なお、同市の高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画(18〜20年度)に同ホームの整備が盛り込まれており、併せて0〜2歳児の認可保育園(定員18人)、W造平屋建、200平方bと庭園の建設も予定している。
 そのほかに、スタイルプラン梶i佐々木信夫代表取締役・京都府京都市中京区三条通烏丸東入梅忠町20―1)が事業者で、リゾートトラスト鰍フ社員寮を敷地2294平方bの中に、11階建(180戸)延5272平方bを建設(整備期間は未定)。また、一般賃貸マンション建設は、敷地2733平方bに、S造2階建(12戸)、延775平方b、整備期間は18年10月〜19年9月で同年10月開業予定。敷地559平方bにS造平屋建、98平方bのコインランドリーや、敷地548平方bにS造平屋建、177平方bの飲食店も建設する。また、市道拡幅により近くの県信用組合安曇川支店が、跡地に移転することとなり、19年10月開業を予定。
 もう一つの柱として、若者定住促進住宅地整備計画については、事業地が安曇川町田中487―1他、1万2988平方b(開発面積1万3376平方b)。住宅用地39区画(平均1区画60坪)、公園緑地1ヵ所(400平方b)、その他施設(商業等)1区画、1800平方b―を整備していく。

提供:滋賀産業新聞