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鹿児島建設新聞
2018/08/28

【鹿児島】県営住宅住戸改善(鹿児島市内)/来年度以降 8団地で1007戸

松陽台 県は、長寿命化計画に基づき県営住宅の住戸改善を実施している。予算(国の内示)状況等により変更になる可能性もあるが、2019年度以降に鹿児島市内の団地では、1007戸を対象に住環境整備を行う予定だ。18年度は、緑ケ丘団地5号棟と皇徳寺団地15号棟の改修を第3四半期に発注する。
 同計画では、将来的な需要の見通しを踏まえた各団地の在りを考慮した上で、住棟別の事業方法を選定。予防保全的な管理や改善を計画的に推進し、ライフサイクルコスト(LCC)の縮減等を目指す。
 スケジュールをみると、19年度は緑ケ丘と星ケ峯、SH喜入の3団地、20、21年度は緑ケ丘と星ケ峯が対象。22年度になると、下荒田や下伊敷、緑ケ丘、PH皇徳寺、23年度は緑ケ丘、原良第二、PH皇徳寺を予定している。
 鹿児島市内には、4月現在で22団地4832戸あり、新規で整備を進めている松陽台第二団地では6期の30戸の整備に向け、基本・実施設計中。第7期30戸、第8期26戸、第9期28戸の計84戸を見込む。全体事業は22年度の完了予定。
 現在、原良団地は建て替えを進めており、全体計画は400戸程度で、このうち5棟240戸が完成した。A7号棟(50戸)とA8号棟(50戸)の建設を経て、25年度の事業完了を目指す。
 このほか、希望ケ丘団地(71戸)は、全棟での解体を計画している。

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