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建通新聞社四国
2018/08/28

【愛媛】東温スマートIC 9月中に地元説明会

 松山自動車道川内インターチェンジ(IC)〜松山IC間で計画されている「(仮称)東温スマートIC」について、東温市は地域住民への説明会を9月中に開催し、それ以降、測量および設計、用地交渉などに取り組む。供用予定時期は2023年度。
 市はこれまでに東温スマートICに関する実施計画書をまとめ、国や関係機関に提出、8月10日付で国から新規事業化されることになった旨を発表していた。
 設置場所は田窪。9月中に地元説明会を行い、高速道路会社など関係機関と連携しながら地元協議、用地交渉など調整する。
 高速側道1号線(上り)と同2号線(下り)で市道と高速道を連結させる。計画交通量は1日当たり約4000台。高松方面ON・OFFが3200台、松山方面ON・OFFは800台と推計。供用時期は23年度を目標とする。
 形態は上下線ともに入口・出口として利用可能なフルインター形式、運用時間は24時間。
 周辺には重信工業団地、愛媛大学医学部附属病院、陸上自衛隊松山駐屯地などが立地している他、昨年7月には県警察機動隊基地が移設され、21年度には新たな工業団地の分譲が開始される予定になっている。
 加藤章市長は新規事業化に伴い、県下全域を対象とした防災や救急医療の体制強化、企業誘致促進や雇用創出といった地域経済の活性化が期待されるとのコメントを発表した。

提供:建通新聞社