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日本工業経済新聞社(群馬)
2018/08/28

【群馬】県藤岡土木は若手職員の技術力向上のため中間段階での設計審査会を開催

県藤岡土木事務所(石井和範所長)は24日、若手職員の技術力向上を図るため、同事務所の若手職員が担当する道路改築事業の道路予備設計業務について、中間段階での設計審査会を開催。石井所長は今後の審査会の開催について「2018年度は10回程度を目標に取り組んでいきたい」と意欲を述べた。参加したのは石井所長や中野忠俊次長、中川哲万場事業所長、係長級職員など同事務所職員9人(うち若手職員4人)が参加したほか、同業務を受注したコイデ(前橋市)の管理技術者とインターンシップの大学生2人の計12人。同審査会を開催するのは今回で4回目となる。
審査した路線は、神流町塩沢地内で進めている県道富岡神流線道路改築事業。同審査会は◇中間段階で審査することで設計の手戻り防止を図る◇担当係長や監督員だけでは気づかない課題・問題点・アイデアを出し合いより良い成果物を納めてもらう◇若手職員が先輩職員や同僚職員の担当する設計業務を肌で感じてもらい、今後の業務に活かしてもらう◇若手職員のプレゼン能力の向上を図る−などを目的に18年度から実施している。
中間段階の予備設計の中で示された改良3案について意見や課題、疑問点を出し合い議論し、改めて1カ月後に意見など対する見直しを実施し再審査会を開催することを決め終了した。なお、インターンシップの大学生の2人も意見を出し、石井所長を驚かせた。