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建通新聞社(東京)
2018/08/29

【東京】都 四商、墨工、東大和の3校 再整備へ基本計画

 東京都教育庁は第四商業高校と墨田工業高校、東大和高校の3校について施設更新の基本計画を策定する。既存建物の劣化状況や敷地の状況、法令による規制などを確認した上で、各校の必要面積を踏まえて施設の配置や工程などを検討し、部分改修や全面改修、改築など最適な事業計画の立案につなげる。これに伴い、それぞれ業務委託に伴う希望制指名競争入札の手続きを開始した。8月31日まで希望申請を受け付け、9月18日に開札して委託先を決める。
 第四商業高校(練馬区貫井3ノ45ノ19、敷地面積2万8533平方b)には、既存の建物として▽教室棟(A棟、鉄筋コンクリート造3階建て延べ3134平方b)▽管理・教室棟(B棟、同造4階建て延べ4672平方b)▽管理棟(同造4階建て延べ5419平方b)▽体育館(同造2階建て延べ1513平方b)▽武道場(鉄骨造平屋683平方b)▽アーチェリー場(鉄骨造平屋243平方b)―などを配置している。校舎や体育館は完成から50年が経過。最も新しいアーチェリー場でも築32年たつなど老朽化が進行している。
 学校規模として3学年18学級(定員630人)を想定。普通教室・特別教室・管理諸室の面積を4549平方b、商業関係教室の面積を1928平方b、体育関連諸室の面積を2765平方bと設定。施設全体の必要面積を1万3777平方bと試算している。
 墨田工業高校(江東区森下5ノ1ノ7、敷地面積1万4970平方b)には、既存建物として▽校舎第1棟(教室棟=鉄筋コンクリート造5階建て延べ3912平方b、管理棟=同造5階建て延べ5748平方b、屋内運動場=同造5階建て延べ794平方b)▽校舎第2棟(特別教室棟=同造4階建て延べ1898平方b)▽校舎第3棟(実習室棟・屋内運動場=同造3階建て延べ2755平方b)▽校舎第4棟(特別教室・実習室棟=同造4階建て延べ1689平方b)▽校舎第5棟(実習室棟=同造2階建て延べ1383平方b)―がある。最も古い特別教室棟が1961年、最も新しい管理棟が84年の完成。
 学校規模は全日制3学年15学級(定員524人)と定時制4学年4学級(同120人)で、施設全体の必要面積を1万9507平方bに設定。普通教室・特別教室・管理諸室に4902平方b、工業関係教室に5088平方b、体育関係諸室に2522平方bを充てる。
 東大和高校(東大和市中央3ノ945、敷地面積2万8149平方b)には、70年に建設した教室棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ4086平方b)と管理・教室棟(同造3階建て延べ3337平方b)、体育館(同造2階建て延べ1072平方b)の3棟の他、86年完成の武道場(同造2階建て延べ1235平方b)などがある。
 学校規模は3学年・21学級(定員840人)。普通教室と管理関係諸室に2801平方b、特別教室に2274平方b、体育関係諸室に2522平方bを確保し、施設全体で1万1151平方bを必要面積として設定する。

提供:建通新聞社