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建設経済新聞社
2018/08/30

【京都】西脇知事と門川市長が懇談会 府市政策融合会議の設置提案 1号BP道路の必要性も確認

 京都府の西脇隆俊知事と京都市の門川大作市長は29日、30年度懇談会を開催し、「安心・安全のまちづくり」「子育て支援」「産業・観光の振興」を主なテーマに府市連携について話し合った。
 門川市長は冒頭、京都動物愛護センターの府市共同設置・運営や府保健環境研究所・市衛生環境研究所の合築など、府市懇談会の成果に触れた後、「これまでは課題について府市行政協働パネルを設置し協議してきたが、常設の府市政策融合会議を設置したい」と呼びかけ。西脇知事は「前向きに検討したい」と応じた。
 西脇知事は「災害に備える観点からも、亀岡方面、滋賀方面の道路が必要」と述べ、門川市長は「堀川通の特にJR交差部周辺が渋滞のボトルネック。大津方面、亀岡方面の道路の整備も緊急性が高い」と述べた。
 観光振興について西脇知事は「京都市に集中する観光客を府北部、南部に周遊させたい」とし協力を呼びかけ。門川市長は「広域観光に力を入れたい。観光客は桜や紅葉の時期に集中している。朝観光や夜観光を充実させたい」と述べた。
 産業振興では、門川市長は「人手不足が深刻」「企業誘致で連携したい」と述べ、西脇知事は「人手不足はきめ細かなマッチングが必要。京都市には大学の集積があり、大学生が京都にとどまるようにしたい」「人手不足、事業承継などは京都経済センターの効果的、効率的な活用が必要」「南部の学研都市には140くらいの研究機関等がある。京都市域の大学との連携では協力してほしい」と述べた。
 門川市長はシンガポールのテーマパーク型の大型植物園や名古屋市の東山動植物園に触れ、「京都府の植物園、京都市の動物園について、京都動植物園ということで共同の事業を行えないか。テーマは生物多様性。観光客も呼び込めるようにしたい」と提案。西脇知事は「距離は離れているが、まずは連携強化し、テーマを設定して一緒にやっていきたい」と応じた。
 子育て支援では、京都府が設置した子育て環境日本一推進本部会議との連携、婚活事業の府市共同実施などについて意見交換した。
 このほか、消防ヘリの活用、こども医療費などについて意見交換した。