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日本工業経済新聞社(群馬)
2018/08/31

【群馬】県藤岡土木事務所は若手技術者育成のため視える化工程表を作成

県藤岡土木事務所(石井和範所長)は8月28日、若手技術職員の現場管理能力向上を目的に、2018年度4回目の「視える化工程表」の作成を行った。作成は万場事業所の職員(入庁7年目)が監督員を務める国道299号古鉄橋上流工区(現道との取付け補強土壁工など)を対象に実施。同事務所の若手技術職員4人のほか、石井所長や中野忠俊次長、各係長、受注者の塚本建設(藤岡市)の主任技術者など計10名が参加した。
参加者は視える化工程表の作成にあたり、監督員から工事概要について説明を受けた後、ワークショップ形式で、事業目的やリスクなどを明確にする目標すりあわせシートを作成。これを基に視える化工程表を作成した。
目標すりあわせシートには参加者から挙がった工事の目的や成功基準、リスクを記載。受発注間で情報共有し、工事を円滑に進めるための工程を確認した。
受発注者間で作成する工程表は若手技術者の技術力向上・育成のため、工事目的の理解や工程を左右するリスクの存在、工事の段取り、自らがいつ何をすべきかの把握を行うもの。