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　名古屋市上下水道局は、鍋屋上野浄水場の受変電設備の更新に向けた検討に着手する。受変電設備の更新に当たっては、既設設備棟内で更新ができるスペースがないため、本年度は更新に向けた基本計画の策定業務を委託するとともに、更新する受変電設備の諸元を局内で検討していく考えだ。２０１９年度以降に基本設計または詳細設計に着手し、詳細を決めていく見通し。
　現在の受変電設備は、本所棟南側の設備棟内に配置している。既設は５０００�`ボルトアンペアが２台。更新は現設備を稼働させて行う必要があるが、設備棟内に更新用のスペースがないため、新たな受変電設備棟の整備に向けた基本計画をまとめる。既存の施設内または受変電設備棟を新築して更新設備を配置する。敷地内の受変電設備棟の配置場所や建屋への設備の設置方法・場所などを基本計画で検討する。
　受変電設備の更新後の諸元については、直営で決める方針。設備能力は見直す見込みで、水需要を勘案しながら必要な能力を検討の上、決定する。
　所在地は千種区宮の腰町１ノ33。
　基本計画策定業務は、中日本建設コンサルタント（名古屋市中区）に委託した。納期は19年２月28日。

提供：建通新聞社